今回は、大学時代に現役で公認会計士試験に合格したトヨが、会計士試験までの道のりと勉強法についてお話します。
公認会計士試験を目指している人や、目指していなくても勉強の仕方がわからない人や、勉強のモチベーションが上がらない人はぜひ、参考にしてみてください!
会計士試験に受かるための勉強時間や勉強方法についてもお話していますので、結構具体的な内容になっています。
最後に、プラスアルファで勉強に対するモチベーションでお伝えしたいことを盛り込んでいます。
なぜ公認会計士になろうと思ったのか?
家族や知り合いに会計士がいたわけではなく、大学入学時にもらったパンフレットをみて、大学時代暇っていうし、とりあえず資格を目指すかっていう気持ちで最初はスタートしました。
資格をとれば就活とか有利になるし、取っておこうって感じで、会計士試験の難易度とか気にせず目指しはじめました。
なので、なんで会計士って言われると結構困ります笑。今思うと、会計を武器にして事業領域のサービスを伸ばしたいっていうのが本音だったような気がします。
公認会計士試験に受かるための勉強時間はどれくらいだったか?
大学入学と同時に大学内にある会計士のための予備校みたいなのに通いはじめました。でも、当時は、サークルにも入ってたり、新歓に行ったり、バイトをしていたのでほとんど勉強できていなかったですね。
大学3年生くらいまではそんな調子で勉強できていないくて、ただ、大学入学時に4年分の予備校代を払っていて無駄にしたくなかったので、なんとしても在学中に受かろうと思い、3年生の夏から本格的に勉強をはじめました。
3年生の秋に短答式という一次試験のようなものがあり、その試験を受かるためにバイトも休職して、授業などがない時間は全て会計士試験の勉強に費やしました。なので、土日とかは授業がないので1日中で15時間は勉強していました。
その後は、無事合格して4年生の夏の2次試験に向けて、毎日15時間勉強することを継続していきました。4年生では全ての授業が終わっていたので、資格勉強にだけ専念できました。
勉強時間としては、だいたい3年の夏から4年の夏までの1年間を毎日15時間以上勉強した感じです。
難関試験である、公認会計士試験に受かるためにどのようにモチベーションを高めたか?
仕事があったり、遊びや付き合いなどの誘惑があって勉強時間を確保するのは、多くの人にとって大変だと思います。なんでそんな勉強できたの?ってよく聞かれます。
理由は二つあります。
一つ目の理由で、どうしてそんなに勉強することができたのかというと、誰よりも会計士試験に受かるっていう想いが強かったからです。
予備校に通っていれば、勉強方法はこうしようとか考える必要はなく、カリキュラムをやりきれば受かります。なので、具体的な勉強法とか関係なくやり切る力が合格のためには必要だと思い、精神論ですが、絶対に受かる!!と誰よりも強く覚悟を決めたことでモチベーションが維持できました。
大学3年生から勉強をはじめたので、1年生の頃から予備校の中で勉強している人より自分の成績は圧倒的に下でした。でも、勉強している人を見ると本気になっている人は少数で、友達と喋りに来てる人もたくさんにいるように思えました。
この集団なら一位になれると思って、予備校内で絶対に一位になるっていう目標を作れたのはモチベーションアップにつながりました。
そして、二つ目の長時間の勉強を維持できた理由も、精神論になるのですが、勉強に集中できる環境や、環境を支えてくれている家族や友人、予備校の講師の人たちへの感謝やリスペクトです。
勉強だけに集中できる環境ってとても貴重です。社会人で勉強している人は仕事をしながら勉強もしていますし、金銭的に厳しい人は、バイトをしながら勉強している人もいます。
そんな中で、勉強だけに専念できる環境を作ってくれた人たちへ感謝やリスペクトの気持ちを持つと、自分一人で合格を目指しているわけではなく、応援してくれている人の分まで頑張らないとって思えて来ます。そう思うと、長時間の勉強だって頑張れるし、サボった時に申し訳ない気持ちになりサボらなくなります。
これは会計士試験だけでなく、ほとんどの筆記試験で言えることだと思います。
まとめ
会計士試験を目指したきっかけに大した理由がなくても、予備校に入って、カリキュラムにしたがって勉強していけば受かる試験だと思います。
効率的な勉強法とかもありますが、カリキュラム自体が効率的で効果的であれば、あとはサボらずやるだけです。
サボらず、勉強のモチベーションを維持するためには、受かるっていう強い想いと、勉強できる環境への感謝とリスペクトが大事です。
勉強にやる気がでない人や、会計士試験を目指している人の参考になれば嬉しいです。